こぼれる月
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監督・脚本 坂牧良太 出演 岡本夕紀子 河本賢二 目黒真希 岡野幸裕 平井賢治 大鷹明良 田島令子
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水野 美紀さん(女優)
俳優達の身を削った演技の、危うさ、脆さ、時に強さ、そのリアリティーに圧倒されました。
演出の力を感じました。
坂井 真紀さん(女優)
「人間」ってなんだろう。何が普通で何が普通じゃなくて、何が本当で何が本当じゃないのかなぁ。私は一生懸命な人が好きです。そして優しい人が好きです。そんな人になりたいです。だから、この映画が大好きです。
瀬々敬久監督(「MOON CHILD」、「DOG STAR」)
キ真面目、誠実、リアル、忙しがりの世界に住む僕らが困ってしまうドン臭さ。でも、それらの集まりは時に強烈なボディブローのような強さを生んでしまう。今、何が大切なのか、教えてもらった。
及川 中監督(「富江」、「ラヴァーズ・キス」)
今、日本のどこかで引きこもっている若者たちよ。あるいは、明日から引きこもろうと決心した若者たちよ。
君らがこの社会から完全に隔離される前に、たった一本だけ見ておくべき映画がある。
その映画とは、この『こぼれる月』です。
理由は言わない。見ればわかるから。
今、日本のどこかで頑張って生きている若者たちよ。あるいは、明日から頑張って生きようと決心した若者たちよ。
君らがこの社会を支える前に、たった一本だけ見ておくべき映画がある。
その映画とは、この『こぼれる月』です。
理由は言わない。見ればわかるから。
誰が正常で、誰が正しいのか。誰が異常で、誰が間違っているのか。
この作品は、21世紀の日本で確実に重要視される(あるいは増加していく)「ある心の病」の物語です。映画の中での彼ら(病人)は、激しい妄想と自己否定の世界に迷い込んでいるよに見える。けれど、不思議なことに、彼らの言ってることはすべて「よくわかる」気がした。
この映画を見ていて一番感じたのは、「病人は、病気を抱えながら生きている普通の人」だということです。彼らは、何かの理由で「病人」になって苦しんでいるけれど、その一方で「ごく普通の平凡な人」の顔もちゃんと持っている。彼らは人を愛そうとし、愛されようとする。
普通の人間はみんなそうするように。そういう意味で、この『こぼれる月』は、普遍的なラヴ・ストーリーを描いた作品だと思った。ただし、このラヴ・ストーリーは複雑で緻密な構造を持っていて、一筋縄ではとらえきれない。
坂牧監督は、時にホラー映画のように、時にサスペンス映画のように巧みに観客を「回り道」させ「追い詰め」ながら、「病」から「愛」に至る奇妙な旅に観客を誘っていく。その手法は、このタイプの作品にありがちな擬似ドキュメンタリー的な安っぽさを厳しく禁じて確固たる物語であろうとしている所が頼もしい。見る前のイメージに反して、『こぼれる月』は、スリリングな「娯楽サイコ映画」というべき作品に仕上がっていた。つまり、「心の病」をテーマにしながら、すこぶる「面白い」映画なのに驚かされた。それから四人の主要人物を演じた俳優たちの、それぞれにタイプの違う演技にも注目した。それぞれの俳優たちが、それぞれに忘れ難い「名シーン」を確かに持っていることにも驚かされた。
『こぼれる月』は間違いなく今年のきわめて重要な映画の一本です。
斉藤 環さん(精神科医)
救済はほのめかされているが、決して安直な、めでたしめでたしになっていないと言う所に新鮮な印象を受けた。少なくともあの手の病気は、劇的に治る事はありえない。実際の治癒はそれこそ本当に地味にちょっとずつ症状が消えていき、やがて薬を飲むのも忘れ、病院に通うのも忘れて、ゆっくりと治っていくものである。安直なハッピーエンドに持っていかなかった勇気、それが良かった。
小出 裕子さん(テレビ朝日ドキュメンタリーディレクター)
このテーマにありがちな内容かもしれない?
とんでもなかった・・・。主人公それぞれの存在のかけらが自分のどこかにあり、その研ぎ澄まされた日常表現から目が離せなかった。
闘う大人たちの中で、ほんの一時期あった子ども時代の感情が蘇る。
「自分もそうだった・・・。歩数がひたすら気になった。」と誰かが話しはじめる。意識の底にあるものを少しだけ共有し、話し続ける時間があった。
それから大事なことは主人公、全員ビジュアル系で美しい!
川名 浩二さん(TVプロデューサー)
決して正常とは思わない現代社会の中で、素直な感情を押し殺す事で、バランスを保ち社会に適応した「普通の人間」と自分を評価していた。
この映画の若者達の自分と真正面に向き合い戦っている様を観た時、ダサい自分を改め、「もう一度必死こいてみるか」なんて事を考えていた。
織田晃一さん(象のロケット映画・ビデオ部部長)
神経障害に関して真正面から真面目に描いた『こぼれる月』、 大変興味深く拝見いたしました。
躁鬱病で20年以上も社会復帰できずにいる 高校時代の友人がいるものですから尚更でしたが、 最近の不況により精神に異常をきたす患者や自殺者の急増、 若者を襲う就職率の低下による不安、などを考えると、ひとごとではないテーマ だと思います。
高橋 慎治さん<PLASMATIQUEARCHITECTURE>
(音楽作家)
誰にでも平等な時間軸の中では、
<生きる>っていう物語が、それぞれに存在してるんだ。
どんな境遇の人にでも喜怒哀楽を強く訴えかける、そべての出来事は共通なんだ。
簡単に<病人>と言ってしまう事。
機械仕掛けに分類され、語られ、記号のように取り扱ってしまう社会に、きわめて危険を感じてます。
優しい人は、どんな場面でも優しいんだって、僕は、信じてしまいます。
この映画では、改めて、人は<こころ>だ。という事をフィールすることが出来ました。
新しい時代に本当に良い映画ができた。
配給 アルゴピクチャーズ

僕は手を洗い続ける・・・君が好きだから。私は薬を飲み続ける・・・あなたに愛して欲しいから。

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